詩人:海幸 | [投票][編集] |
冷たい街の灯を背に
一つのベンチを見つめる
目の前にあなたが
いるはずなのに
うつむき 顔を見れない
会話もなく 歩く 二人
突然あなたは立ち止まる
声をかける言葉もなく
ちらつく 雪を見てた
裏切ることでしか
実らない恋
だからあなたは一線を置くの
昔憧れた 苦い恋が
今は苦しくて辛い
僕の彼女は遠くにいる
決して嫌いなわけじゃ無い
それでも存在が遠すぎて
息を詰まらせる事もある
あなたはいつも見てた
そんな2人の親友を
2人を想う優しさが
いつも邪魔をしてる
今はそれでも惹かれあう二人
フェンスごしに触れ合う手が
温かくて仕方なかった
確かに愛を感じた あの日
裏切ることでしか
実らない恋
だけどあなたは一線を置くの
人を傷つけるのが
苦手なあなたは
それしか答えがでない
全てを裏切り手にしたい恋
だから僕は
それでもあなたを見るの
時間をかけて全て終わらせよう
だから僕はあなたを見るの