ホーム > 詩人の部屋 > 秋庭 朔の部屋 > おっとこどっこい

秋庭 朔の部屋


[115] おっとこどっこい
詩人:秋庭 朔 [投票][編集]


緊張感を失くすと
緩むウェストみたいに
幸せに太った無神経が
メタボな心を蝕む

この世界で
一番自分が好き
という意味は
今のところ
きみが好きな
ぼくのいる場所が
一番居心地がいい
ということで
ほんとのところ
そこで動き回ってる
男のことを
ぼくが一番わかってない
まるで鏡に映る自分しか
自分には見えないのと
おんなじで
女々しいと
書くんだけど
女字で

2008/09/21 (Sun)

前頁] [秋庭 朔の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -