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ミツヒデの部屋


[1] 愛があればなにもいらない
詩人:ミツヒデ [投票][得票][編集]

夜の駅のホーム無数の悲しみが降りてきた まるで君が流す涙の様に



その悲しみは僕の心を満たす様に染み込んでいた



嫌なことがあればいつだって逃れられてきた そうかぎりない道に突如穴を空けた様に



でも今回はなにか違っていた 振り切れない思いが頭を駆け巡る


どうして顔を見せてくれないの…?



ほら別れの時がきた

間を遮るもの

窓の外



君の瞳に捕われて 本当の愛を見つけた気がした



抑えていた感情に支配され 無心で君を追いかけた



でも近づくことができない…



今君に触れることが出来たなら 愛の重ささえも抱き締めていただろう…



「愛があればなにもいらない…君の愛さえあれば…」



やっぱり君を愛しているんだ…



どうか無力な僕のために手を振ってくれないか…

2004/10/18 (Mon)

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