詩人:ひめ | [投票][編集] |
いつになったら大人に成るの?誰か教えてよ。酒とタバコが大人なの?男とヤったら大人の女に成れた?子供を持てば大人に成るの?自分に嘘を辞めれば大人に成る?社会人=大人?そもそも大人って何なの?
底抜けの疑問。
君の経験ステータスとあたしの経験ステータスではどっちが大人かな?
そんな事を考えても
月は動く
太陽が顔を出す
年をとる
A;
涙の数=大人偏差値
と
ある詩人は言ったらしいけど。
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まりは今とても辛いのです
まりと君を繋ぐモノが無くなったから
きっと欲張りな私は
求めすぎて失った
君の手も声も全部
まりは今とても後悔しています
まりと君が繋がる術を忘れたから
きっと傲慢な私のせい
ふざけすぎて失った
君の息も鼓動も全部
まりと君を繋ぐモノ
それは嘘を吐き合う事じゃない
まりと君が繋がる術
それは見つめ合う事だったんだ
私は君の顔を思い出せない
側に居るのが精一杯で
君の顔なんて見てなかったし
君もきっと
私の顔を思い出せない
まりと君を繋ぐモノ
真っ向から見る
真っ黒なふたつの目
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温かいコーヒーに
角砂糖がひとつ
夜が更けて
風が冷たく鳴いた
頬を切る黒い陰
猫が追いかける先
どちら様?
私の背中を照らす月が
雲に隠れる
隣の部屋から
夢を誘う甘いミルクの香りが漂う
また冷たい風が鳴る
猫が踊る廊下の先
黒い陰の正体は
夢の支配者
熱いコーヒーに
角砂糖ふたつ
甘いミルクと夜の夢
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胸に唇を寄せてο悲しみを誤魔化さないでο指を絡めてο涙にむせてο躯を温めてο先を見ないでο私だけを信じてοオレンジ色の灯ο吹き消さないでο離れないでο熱い瞼にキスをしてο雨垂れをο耳に落としてο私たちからο愛が終わるまでο言葉は不要οつま先を守ってο朝は来ないでο
寝るのは絶対に独り
寂しさこみ上げる度
目をそっと開いて
居るのを確認するの
でも、月が去るのと同時に
その頬を伝う雨垂れと
窓を伝う雨垂れが一緒になって消えてく
朝日がアスファルトを乾かすのと同時に
シーツの温もりも無く
躯は冷えきってしまう
雨垂れは
窓も枕も染みを付けて
残酷な悪魔は私を笑う
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夢があるから
アトムが出来たんだ
アトムがあるから
科学者はアトムを作ろうと頑張るんだ
そんな科学者が居るから科学者に成りたい人が居るんだ
そういう夢を持った大人からは素敵な夢のある子供が生まれるんだ
そんな夢のある子供は
その子だけの特別なアトムを作れるだろう
僕らは夢で繋がってる
きっと君の夢も
他の誰かが受け継いで
将来君が作りたかった
アトムが完成するよ
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何度くじけても
何度失敗しても
歩く事を辞めない
僕らもそうだった
幾ら転んでも
幾ら擦りむいても
走る事を辞めない
僕らはそうだった
そうして今こうやって
立派に二足歩行して
だから今日の失敗は
明日を確実に歩くためにあるんだね
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果てない空に 明日を待てど
裏切りの雨 止むこと知らず
僕の瞳には 無言の声
期待外れの 黒い雲が重なる
広い海に 昨日忘れて
水平線に 青い記憶
重ねては また涙して
辛さばかりが蘇り消える
不安ばかりが 僕を包んで
知る道だけを 歩んで行くよ
夢追う事も 恐れてばかり
背を押してくれるなら
今からでも飛び込める
この雨に打たれ
錆びても 必ず立ち上がる
寂しい夜に
つま先冷える
明日を手にして
また手放して
果てない空に
流れる雲に
期待を棄てて
自分で立ち上がろう
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昼の太陽(光)よりも
夜の月(光)が美しく見えるのは
昼の光を受けて闇の中を照らすからだろう
君が今
悲しみや苦しみの闇の中に居て
でもそんな時こそ
美しい光は見えるんだ
昼間ばかりの人生じゃ
美しい月は見れないよ
暗闇を恐れないで
歩けば足下を照らす月がついてくる
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ノドが渇いた
お腹が減った
もっと酸素を吸いたい
ママここから出して
部屋が臭いよ
寒いよ
何でもするから
どんな水だって
どんなご飯だって
食べるよ
良い子にするから
ここから出して
もうネジが切れそうなの
もうママと会えないかもしれないよ
ママは僕をそんなに嫌いなの?
ぶたれたって良いよ
僕はママが好きなのに
ほら、もうネジが切れたよ…