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祈の部屋  〜 投稿順表示 〜


[3] 〜ビター&スウィート〜
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もしも
願いが叶うものなら
あなたの気持ちを知りたい
もしも
願いが叶うものなら
あなたと永遠に
いまの時を過ごしたい

この恋はビタースウィート
一人の時間はビター
あなたのそばでスウィート
あなたを想う時間は…

走りだしたこの気持ちは
どこまで続くの?
叶えられるものなら
どこまでも行きたい
再び訪れた自分を許せたらいいけど

会えない日々の切なさが
あなたを より 好きにさせる
限られた時間の
限られた世界で
どれだけの愛が育つの?
消えないように
いつまでも大切にしたい

私のなかのビタースウィート
現実は ビター
夢のなかでスウィート
あなたの気持ちは…

つないだ手を放さないで
抱きしめた私を離さないで熱いキスのあとに
甘い時間のあとに
寂しさだけを残さないで

2009/06/22 (Mon)

[6] 〜君の髪が乾いたら〜
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風呂あがりの君の髪の香りが好き
君の後ろに座り
まだ濡れてる君の髪を乾かしながら溶く

たまに後ろからギュッて抱きしめて
キスをする時の幸福感が
たまらなく好きだよ



愛してるよ



君の髪が乾いたなら
夜空の星と
素敵な夜景を
眺めに行こうか…







2008/03/06 (Thu)

[13] 〜感性〜
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視界を霞めたその先に

僅かな光がそこに差し込む

創造の世界から繰り出される幻想は

人を動かし酔い痴れる

今宵は風に心地よく

月を照らす道丘

ささいなことに

気づき光が天を現わす

草並みは風を誘い

おぼろな人跡を数え

また恋に患う

形容な効果音に

しぐれた葉の集まり

緑から褐色に変わりゆく姿

凪に戻る水面たちの

美しき透明のなか

揺られたたずむ層の音色

ある時は限りなく

謀らない優しさに包まれ


抱く心に 洋(海)を感じる

2009/06/23 (Tue)

[15] 〜Winter Ballad〜
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君の前では好きだよって

なかなか言えない

照れ臭くてね



君の声が聞きたくてって

電話ごしにも

なかなか言えない

恥ずかしくてね





お互い忙しく毎日を過ごしているから


会う時間さえ

ままならないから


こうして毎日のメール

何気ない会話だけど

繋ぐ言葉 

繋いでいたい気持ち――



嘘じゃない

手を繋いで歩いた日

君を思い浮かべる夜に

流星を見つけたなら…




冷たい風 

白い雪が降る街で
君の帰りを心配する僕がいて
笑顔を見た時に

安心する僕がまたいる





ひとつひとつの言葉に
想いを込めて
送る君へのメール

毎日の『お疲れさま』の返事が
本当に温かくて
心を落ち着かせてくれる

そんな君にまた

感謝の気持ち――



抱きしめて伝えたい

僕からの気持ち

たとえ離れていても



寄り添いたい

心も身体も

いつでもそばで

君のそばで



離したくない

雪が降る夜に

積もる想いまでも

言葉に変えて

心を込めて―――。

2009/06/26 (Fri)

[18] Walk 〜for S〜
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最近 俺は歩くのが下手になっちまった
手に入れたいものがそこに見えているのに
どうも上手く進めねぇ
いまの俺はどうかしてる
イカれてるみたいだ
気持ちの歯車が噛み合ってねぇのかもしれねぇなぁ
そうだとしてもいまの俺には治せない
おかげで周りのみんなに迷惑かけてばかりさ
『すまねぇ』って気持ちが日増しに強くなって
何だか分からない日々が続いて
こんなことしてていいのかって気持ちが
このままでいいのかって気持ちに変わって
そして 少しずつでもいいから
「歩く」ってことをまた思い出して
自分がやりたいってことを
今度は失くさないように
しっかりと強く握りしめて

走らなくていいんだ
上手く進まなくたっていいさ
一人で歩けるようになれば
たどり着けるさ






98’22 mar







2008/03/12 (Wed)

[19] 〜believe in my life〜
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人々に会うことは

とてもつらいことでした


同じように

何もなかったように

働き続けることは

つらいことでした



だけど

それを乗り越えなければと

かなり気を張って

人々に接しました

私がこの世に生まれてきたのは

私でなければできないことが

何かひとつでも

きっとあるから


そうしていつの日か

見えてくるものがあると

いまは信じるしかないのです…


悲しいのは

よかった時を思い出すから


あの時の苦しみも

あの時の悲しみも

私自身がうまく乗り越えられたら

きっとこの人生


素晴らしかったと

きっと言えるでしょう







2008/03/13 (Thu)

[20] 〜絆〜
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夕日を背景に


田畑を前に


畦道の脇で


二人腰を降ろす


老人夫婦の姿…


手を繋ぐこともなければ


キスをすることもない


もう抜けないであろう指輪と


話さずとも通う心



いまさらに恥ずかしがるその仕草に


憧れを覚える






2008/03/14 (Fri)

[23] 〜Ring〜
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手を伸ばせば届く場所に
君がいれば
いままで何回も繰り返してきた
言葉や態度で
  想い伝えてきた
人の数だけ 涙の数だけ
笑った数だけの愛が
存在があるんだ


何度も確かめる気持ち
キミにもボクにも
互いの距離が近いほど
キミを見た時から
予感があったよ
あの時に恋を見つけたんだ
ボクのそばに置いておくから
大切に大切に温めておこうよ



愛を込めたこの歌は
キミの前では言えないけれど
とても素敵な言葉なんだ
恥ずかしいから
キミの部屋で 夜空を眺めながら聴いてほしい


キミと出会えた奇跡は
結ばれたいまだから
そう言えるんだ
キミの言葉は 幾人からのどんな言葉より
ボクに響くんだ


この長い人生のなかで
これから先を生きていく為に必要な存在だから
キミとボクは出会ったんだ

そばにいるよ
もう離さないよ
だからいつもそばにいて
伝えたいことが
たくさんあるから
だけど そばにいるほど
伝えたいことが
たくさん増えるんだ
それほど
 愛してるってことだよ


結ばれるまでが
 恋じゃなくて
毎日意識することが
  恋じゃないかな
キミらしくボクらしく
恋しよう
うまくできなくてもいいんだよ
愛しているからね


着いて来れるかい?
一瞬でも早く迎えに行くから
キミの勇気はボクの勇気でもあるんだよ

着いて来いよ
一瞬でも離さないから
ここから先は
二人にしか行けないから
行けるとこまでなんて考えるなよ
恋はいつまでも
 できるものだから


走ったり歩いたり 時には止まったりするかもしれない
だけど
戻ることはないからね
始まっている二人は
進むこと以外ない
どんな時もボクがいる
それは キミがいるから


手を伸ばせば届く場所に
キミがいる
これから何回も繰り返すよ
言葉や態度で伝えていくんだ
泣いたり笑ったり怒ったりするけど
それもひとつの愛のかたち
この広い世界の
この狭い部屋で
キミを想える時間に
キミがいれば
それでいいんだ


キミに受け取ってほしいものがあるんだ
だから その指だけは
何も着けずにいてほしいんだ
キミとボクが
同じ姓になる時まで…

2008/03/20 (Thu)

[29] 〜あじさい通りの物語〜
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――霧雨のなか


濡れた髪を伝う雫―…。



こんな日には涙が似合うと
誤魔化したのは

背を向けた後ろ姿――。



あじさい通りをゆっくりと

またゆっくりと歩いては


誰も知らないそんな物語




指先で感じた雨はまだ


思い出にはなりきれずに


繋ぎたい指先のもどかしさもまた


思い出となる雨を感じてる―――……。


「さよなら」と言えない

あじさい通りでは



夕方の帰路へ向かう人たちが



さりげなく通り過ぎていく――…。

2009/09/29 (Tue)

[30] 〜泣けない時代〜
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朝焼けに染まるホームレス
錆付いたレールの上
汚れた大人たちが昔遊んでた場所
いまでは寝床になっている
駅前には沢山の人間が集まり
職(エサ)を探す離職者(ノラ犬)たち
群がる報道者(カラス)は偏見という意味を知らない者ばかり

綺麗な服の子供らは
自然を使わずよく遊び
右へ習えの教育を受けて
大人の機嫌をとりながら
引かれたレールの上を進むばかり

街中にはエゴが蔓延していて
似たもの同士が教えて教えられている
…こんな世の中でいいのだろうか…
人間が機械化していく時代だ
世界はどうなのだろう

欲の少ない人たちが
我慢ばかりさせられてる 自然を愛する人たちほど 自然破壊に悲しむ
平和を願う人たちが
争い戦いに巻き込まれる
強欲な人たちだけが
不自由のない場所にいる

夕焼けに染まるこの街並
星たちが姿を現す頃
この街はいろんな色で光り輝く
同じ街なのに 何もない昔のこの場所の方が
楽しかった 美しかった やさしかった 温かかった

進化するほどに失い続ける大切なもの
冷たくなる人間とは逆に
怒り熱を持つ この大地 空 海
人々は何の為に時代を生きているのだろう?
何を進化させ 目標とし どこへたどり着くのだろう?

人が人を壊す時代
自然が人を壊す時代が過ぎたら
何もかも無くなる…

ほらっ
泣けない時代が
肩をたたいているよ…




2008/07/01 (Tue)
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