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如月蒼雪の部屋


[16] 午前4時33分新宿枕
詩人:如月蒼雪 [投票][編集]

巨大な駅を枕に
眠る人々
きっと昨日も
そして明日も

一種異様な空気に
単純な嫌悪感
何故か平穏

誰もが知る新宿で
あまり知られない
現実 この現実

そこを抜けると
街はネオンと吸い殻で
溢れているから

同情と罪悪感を振り払い

ただ
人となって
歩き出すのです

2006/02/05 (Sun)

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