詩人:さきネコ | [投票][編集] |
運命に逆らってみたいと
あの日 あの人は言っていた
何も持っていないけど
確かな決意を 身に着けて
勇気を 盾に変化させ
力を剣に 変化させ
敵はいずこと身構える
強気におびえる その瞳
案内された道の上を
ずっと歩くのに 絶えかねた
己の心と 向き合って
自由を求める そう決めた
心を翼に 変化させ
不安を夢に 変化させ
自由はいずこと飛び立った
自信にあふれる
その瞳
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たわいの無いことで 悩んでいたい
楽しすぎて 悩んでみたい
いろんなことを 悩むんじゃなくて
笑顔になりすぎて 悩んでみたい
小さなことで 困っていたい
嬉しすぎて 困ってみたい
大変すぎて 困るんじゃなくて
明るくなりすぎて 困ってみたい
ちょこっとだけ 泣いていたい
喜びすぎて 泣いてみたい
落ち込みすぎて 泣くんじゃなくて
幸せ感じて 泣いてみたい
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窓から空を ながめてる君
見れば見るほど いつもの私にそっくりで
悩んでいるような 姿も全部
つい 声をかけそうになるも ためらう
時は人を 大きく変える
だからたとえ 君は昔のままでも
私はすっかり 変わってしまった
もう昔みたいにはなれないよ・・・
さよなら 昔の君 さよなら 昔の私
さよなら 昔の思い出 さよなら 君への思い
すぐにはこんなに できないと思うけど
きっと 永遠にさようなら・・・
「恋=思い込み」 誰かがそう言っていたけど
私は絶対 それを否定しなくちゃいけない
なぜって それがもし本当なら
この気持ちが 恋ってことになっちゃうから
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気がつけば 私は
海底の中で 浮いていた
まっすぐ見つめる 視線の先に
光で奥の見えない 洞窟があった
いつもなら そこで怖くなって
あわてて水面へ 向かっただろう
でも その時は なぜか落ち着いていて
うなずいたのち 踏み込んでいった
何があるかも わからないのに
私の心は 期待に満ち溢れていた
まだ見ぬ青を 見れるだろうか
それとも 不思議に出会えるだろうか
進んだ先に 「私」が見つかった
今までずっと 気づけなかった「私」が
本当の私と ふれあうことができて
流した涙は 海水にまじり 溶けていった
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つかの間の 快楽よりも
永遠の 何かがほしい
宇宙のどこを 探しても見つからない
そんな 何かがほしい
私は 輝く星にはなれないの?
ずっと大地の中 眠っていなければならないの?
翼を持つ者でなければ
夢を追っては いけないの?
いつまでも 失うことの無い
誰も知らない 何かを得られたら
今まで想ってきた 願いのすべてが叶う
そして私は 生きる喜びを感じるんだ
詩人:さきネコ | [投票][編集] |
アクアマリン色の空
エメラルド色の海
その境目に私は
明日を見たような気がするんだ
星の粒 きらめく砂浜で
太陽の光をあびながら
いつも私は ここで・・・
生きている 確かな証を見つめてた
勇気は 自然と 底から沸きあがり
そして 尽きることのないもの
挑戦する時は 身につけていよう
しっかり1歩 ふみだせる勇気
ブラッククリスタル トパーズの月
透き通る闇は 夜を表す
光る月は いっそうめだつ
明日もまた あの場所へゆこう
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まだつぼみだった私
寒い冬も終って
ポカポカな春が来た
本当は咲きたいのだけれど・・・
満開になるのが怖いんだ
きれいに咲いたら
摘み取られてしまうかもしれない
いい香りがしたら
蜂さんたちがよってくるかもしれない
私は怖がりの 小さな花
こんなにも春を 待ち望んでいたのに
いざとなると やっぱり怖くて
もう少し・・・ つぼみでいようかな?
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桃色に のぼる月
それをバックに 桜の花びらが
せつなく どこか冷たく けれど優しく
吹き行く風に 舞っていた
夜の 周りはすべて闇の
その中でまるで 雪のように
かすかな光を 放ちながら
この木は静かに 揺れていた
花吹雪 それは 儚くらせんを描き
月明かりは その場を照らし
私は 心を奪われた
絵に描いたような 神秘の景色に
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今日を 私は生きていた
昨日の世からやってきて
また明日へと旅立つ
そんな毎日を 生きていた
陽の光の中 目覚めて
月光の中 眠りにつく
そのくりかえしで 私は
時間を飛び越え 生きている
1日の中 小さな発見
1日の中 ささいな喜び
1日の中 感じた何か
心の内に 残しておこう
今日に 別れを告げたあと
私は そっと夢の中
新たな1歩を踏み出して
今を 明日につなげるんだ
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未来への階段には
1つ1つに 夢が刻まれていて
すべてが 空の下で 輝いている
私は今日も 1段のぼる
七色の橋と同じ高さまで
あとどれくらい あるだろう
早く行きたいと 急いでしまうけど
「ゆっくりいっても たどり着くさ」
そう考えて 焦らず 確実にまた1段
終わりの無い 階段は
ずっと遠くの 天空を
超えて 宇宙に届くだろう
それでも 先は続いているのだ・・・
今日も生きた 精一杯生きた
そう感じる事が できたなら
いつもみたいに また1段
未来への階段を のぼってく