詩人:さきネコ | [投票][編集] |
そよ風の運んできたのは
けがれのない 夢
春風の運んできたのは
偽りの無い 幸せ
追い風が運んできたのは
溢れんばかりの 勇気
向かい風が運んできたのは
立ち向かうための 強さ
地球の周りをめぐる風
力を与えてくれる風
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もしも 他の時間に飛べたなら
幸せだけの 人生だったら
私は 何かを学べただろうか?
私は 人生に満足しただろうか?
そのときは 悲しくったって
いつかは 何かに役立つだろう
だから私は 前を向く
努力を惜しまず 生きていこうと思う
過ぎた日は 戻らないし
同じ日は もう来ることはない
だから私は 大切に生きる
1日1日を 大切に生きる
勇気を出せば 未来は変わる
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想いが淡く 色づくごとに
春は次第に 世界を暖め
陽は徐々に 視界を照らし
風は木々を なびかせていく
それは、輝く花のように
私の未来は 光り始めたのです
記憶に心が 灯るように
季節はゆっくり 動き始め
雨は舞い落ち 大地をうるおし
星は明るく きらめきだした
それは、輝く花のように
私の明日は 咲き始めたのです
私は 変わることができたのです・・・
それは、輝く花のように・・・
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誰かが支えてくれるから 私はここにいるんだ
誰かが愛してくれるから 私は生きていけるんだ
苦しくても つらくても 悲しくても
誰かが隣にいてくれるから 大丈夫だよって笑えるんだ
世界は暗くなんか無い 優しさに満ち溢れている
時として怖く思えるけれど 世界はちゃんと明るい
陽は昇り そして沈み 月は昇り そして沈む
朝も夜も 光も闇も すべてを好きになりたい
そして 誰かに伝えたい
寂しいときも 臆病なときも
私は傍にいるよって
だから 大丈夫だよって
あなたがかけてくれた 言葉が
心の不安を 取り除いてくれたように
私のかける言葉が どうか
誰かの笑顔に つながりますように
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冬の夜 コートを着込んで歩く街
淡い光を そっと灯す街灯
人影も少なく 光も少なく
静かな街 静かな夜
粉雪が 天から舞い落ちてくる
冬の間だけの つかの間の幻想
はく息が 白く色づいて消える
足音だけが コツコツと響く
落ち着けるけれど
でも 寂しくて
冬の空気の 冷たさが
なぜだか 不安を誘うのでした
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虹の真上に 夢があった
けれど 誰も気づかなかった
夜が来るたび 星は瞬き
見つけてもらえない 夢を見て笑った
空は知っていた 真実も未来も
人は勘違い 明日は必ずそこにあるものと思っている
風でさえ 世界をすべて知っていると威張っている
結局 どれが正しいのかさえわからない
「溶けない時間だけが 記憶に残るみたい」
偶然 真上にかかる 七色の橋を見かけたら
遠くから 虹の真上を眺めてほしい
いつしか 七色に染められた夢に 気がつけるのは
すべてを たくさんの視点から見られる人だけだから
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空は 風をやわらかく包み
大地は 母なる海と共に
時間だけが 何も変わらず
時代だけは 姿をとどめない
雨が降ったら あきらめよう
なんて言いながら てるてる坊主
この空にも 私の心にも 光がさすように
「明日 天気にしておくれ」
壊れた花瓶は 元に戻らない
でも 曇った空は やがて青に戻る
私の手から こぼれ落ちる時間
無くなる前に 悔いのないように
風は 街をやわらかく包み
海は 小さな貝殻と歌い
時間だけは 変わらず流れるけれど
世界は まだ暖かなぬくもりを持つ・・・
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予想のつかないこと
運次第だね・・・
神様のゲーム
ルーレットにかけられた運命
用意された未来
選べない未来
すべて 運任せ
進む道まで ランダム
じっくり考えることさえできない
私が決めることさえできない
私の運命は ランダム
どうなっていくのかわからない
先の見えない 毎日
それが人生 それがランダム
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小さな 手のひらから
ふわりと 風に抜けてった風船
ふわりと 大空へ上がっていった風船
私の心と一緒に どこかへ行ってしまった
幼い私は
風船が しぼんでしまうことも知らず
空に浮かぶ 風船を見つけると
この前 行っちゃった風船だ!
指をさして
あの時間に 残してしまった心との
再会に喜ぶ