不死を彩ったような 深海に揺れる風幅のないゲートで不確かな真実だけを 選ぶ先を読むことで なんの罠も感じない荒れゆく空を嘲笑うもう戻れないことくらいわかってる立ち止まり歪む月光に 君の存在のその真上羽ばたく 漆黒の定めとうつろい彷徨うのが偽善なら 僕はもう何を求めればいい?誘うような その音が消える先白い花弁が いつの間にか散ってゆく
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