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さきネコの部屋


[197] 波状の扉
詩人:さきネコ [投票][編集]

ほんのわずかな可能性が

震えて 揺れて



灯っては消える

儚く 脆く



ひとつの形をとどめられず

瞬間の中に変化しゆく



それは定めか



僕は迷う

その向こうが見えなくて



僕は選ぶ

その向こうに想いを馳せて



僕は決める

大切な何かを


2009/02/26 (Thu)

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