詩人:さきネコ | [投票][編集] |
気づかなかったその曖昧さ加減
ヤミツキだね
無意識下囲うように
支配していく
不思議なラビリンス
彷徨うのもキライじゃない
そのルージュを引いたのは
世界の境界線を謀るため?
覚えてないくらい昔から
そのレールは壊れてたよ
画面に映ったのは8割方ウソ
そのクオリティには笑えてくる
希望がひとつも通れないくらい
その道は狭すぎるんだよ
当たり前ってレッテルを貼って
目を背けてたのは誰だよ?
「約束」といって絡めた指は
全部ユメだったのさと肩を叩く
2色の色を失った虹は
空にかかることさえ嫌がるようになった
ためらう瞬間もないはずなんだよ
閃光が駆け抜けたそのときは
駆けだせ
そのメッセージを
貫きたいなら
楽はできない
悪には染まらない
ペイントされていく
その景色に
別空間を
破壊してしまえ
爛々と輝く
その文字の意味を知らない