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放射能]の部屋  〜 投稿順表示 〜


[101] 病室から
詩人:放射能] [投票][編集]

死にたくなって
くるんです
常に吐き気もするし
この体内のものを
ぜんぶ出したいと
思いました
それはぼくを余計に
混乱させたのです
足の中や腹やウデ
胸の中が空虚のような
かがみで見たぼくは
なにかあれていました
もっとぼくは
すきとおっていて
人にぶつからない
消えてしまいそうな
それがぼくだと
知っていたんです
それを
拒絶されてしまって
ぼくの行動が
ぼくのからだに
受け入れて
もらえなくなりました
ぼくの理想は
苦しんで
死ぬことだったと
思えます
だから
このからだが
どうなろうと。

2003/07/07 (Mon)

[102] 病室から空へ
詩人:放射能] [投票][編集]

責任重大な
生きることが
ここにこうしてぼくが
人というからだを
もっていることが
仕事をしたり
命令をされたりする
ことではなく
自分の法によって
さばかれる罪で
ひとりでぼくを
せめつけることが
なのです
そう
ぼくは
それをしなければ
ならないと
思いこんでいました

2003/07/07 (Mon)

[103] ユーモアにして
詩人:放射能] [投票][編集]

小4の頃
アルセーヌ・ルパンに
なるのだと
強く信じていた

それはユーモア
で片付かないかね?

中1の頃
楠木正成に
なるのだと
名刺まで作っていた

それはユーモア
と呼ばれないかね?

ちっちゃい頃
総理大臣に
なるのだと
豪語していた

それはユーモアと呼ぶ
と思うのだがね

最近は
支配者に
だらしないから
みっともないから
なさけないから
誰もどんでん返しを
狙わないから
俺が‥


それはユーモア‥
にはしたくない
ちからを得てやる
見返すかのように

2003/07/07 (Mon)

[104] ユメの代償
詩人:放射能] [投票][編集]

ぼくの当たり前は
君にとって
当たり前じゃなかった
ぼくの知っている
言葉を知らなかった
いつもわからなかった
ぼくは
理解をもらえず
理解することを
求められた
正しいとは
言えなくても
悪くなんかない
君を見たくないよ
どこのものも人も
そうだし
人の声すら
聞きたくない
絶望で
かためられたぼくは
耳をふさいで
夢の中に引き込む
そしてうたうのさ
聴いてください
「自閉症」
名曲ができたんだ
希望に
あふれないうたを
こんな世の中
だからこそ
発表してやるんだ
ぼくは
メトロノームのように
正確な脈拍では
生きていけないよ

2003/07/07 (Mon)

[105] 理解不能
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モノクローム
AR−AN
ゲシュタポの息子たち
シュモクザメ
お姫様のような悪女
ホワイト・ゾンビ
ピープルズ・テンプル
KKK
HHH
チョ・スヘ

ムンクする?

発狂した
ぼくはパパイヤ
政治家って
そんなもんなの?
犬小屋密室殺人事件
寄り目になってるよ
ぼくの大事な
風船割ったの誰?
人口一名でいいんだ
ファッションショー
には裸で出席するよ
一人部屋出身
ダラスでロン
ネットでマルバツ
春の高野はセンバツ
笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
デビット・ボウイの
歌でおやすみ!

ムンクする?

オレンジの令嬢
フリー・トーキング
キャットビーエランド
金色のオーラ
クラウド9
シャルロット
GORILLA
夢みる××××
SWEET’69

ムンクする?

D・P・バラムンダ
マクンバ
エホバの証人
ものみの塔聖書冊子
村崎百郎
もうダメだよ
ここまで言っちまった
方法はコレ!
ムンクする?

2003/07/07 (Mon)

[106] 蠱毒の王様
詩人:放射能] [投票][編集]

「焦げた髪の毛を
 引っ張って!
 そしたら
 心臓がコンニチワ」
「じゃあ俺は
 オバQでいい」
「気が狂ったのか?」

いいえ
正常だからこそ
毒されてしまいました

接触をはかれない
猛毒を持つ
カラフルなカエルと
同じような
皮膚の弱い人は
触ってもいないのに
近くを通ったり
木の下を通ったり
するだけで
ウルシや毛虫に
負けて
かぶれるそうだよ
それは実は
俺の事だったりして
近寄るな
近寄ってはいけない
負け続けてきて
負け続けてきた
だからこそ
負けられないんだよ
何に対しても
屈辱は
アメーバや
スライムのように
頭から離れない

許せぬぞ
こんな仕打ちを
するのが
人間だからこそ
信用など必要ないのだ
みておれ
メニモノミセテヤル!

2003/07/07 (Mon)

[107] 砂場
詩人:放射能] [投票][編集]

ここは砂場だね
俺の遊び場
子供の時を思い出す
疑問だらけだった
幼い顔も
変わり果て
それに乗じて
疑問も
大人びてしまったのか
今もまだ
正常とは言えない
こんな素質に
恵まれて
いるからといって
どうなるというのだ?
事態は好転しない
ではないか!
脳裏を
般若の面が飛んだり
光彩が
異常のような気がする
このまま生きて
トップの犯罪人に
なる前に
散っておいた方が
よいのではないか?
考えながら
今日も砂場で
遊んじゃったよ
明日は
どうしよっかな?
わからない
わからないよ
明日の事なんて
どうせ意地悪なんだよ
放っておいて
かまわないで
ひとりで遊ぶから

2003/07/07 (Mon)

[108] わかってしまった
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知っているよ
一回で充分だった
それ以上
それ以後は
いらないと思った
たった一日で
たった数時間で
あきてしまった

今まで
いろんな奴が
うるさくやってきて
呼んでもいないのに
やってきて
嘘を
小出しにしていった
だけど
言わなかっただけで
気づいていたんだ
これは見抜かれていい
嘘なのかと
かわいそうにさえ
感じたものさ

もういいや
もういいんだ
対人は
何もプラスにならない
みんなは何故
付き合っているのか
あぁ
さみしいからか‥

2003/07/07 (Mon)

[109] ボア
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サリー
お前がほしい
サリー
お前をつれて
電車に乗って
お前は
気分が悪くなって
倒れちまうだろう
死にかけた人も
死んだ人もいる

ザリガニや
フナを殺して
誰に罪をきせて
拳銃をつくって
リンチで死ぬのは
所詮他人さ

2003/07/07 (Mon)

[110] 俎板の上で
詩人:放射能] [投票][編集]

マナイタの上で
待ってるぜ
誰がさばく?
ピチピチはねてやる
イキはいいぜ
性格は悪いけど
でもそんなこと
関係ないんだろう?
食べ物の性格なんて
気にしないだろう?
絶対的な力で
押さえ込み
一本をとるだけさ
食欲の前に
おもいやりなど
かけらも
姿を見せないね
エサで釣るのは
下心からだろう?
悲鳴をあげても
意味がない
言葉わからない
もしも
人を食べる
絶対的な
新種が現れて
対抗策もなく
逃げる事しかできず
その時に
我々は
何と思うのだろうか?

2003/07/07 (Mon)
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