詩人:放射能] | [投票][編集] |
利用しただけなのに
退屈しのぎで
ちょっと
付き合ってみたのさ
ほんとは
暇つぶしとしか
考えてないのに
あの子は
「愛してる?」
なんて
ぼくに聞くのさ
体が目的で
やさしくしてるのさ
ウサばらしには
ちょうどいいだろう
だいたい
好きなタイプじゃ
ないのさ
だけど
好きなスタイルだからもてあそんで
やったのさ
道具として
つかってやったのさ
どうせ捨てるつもりさあきてきた時に
ちょっと
かなしそうな顔をしてほんとは他の女に
のりかえるのさ
それなのに
「愛してる?」
なんて
ぼくに聞くのさ
女でかわいけりゃ
誰でもいいのさ
適当な娘を
選んでやってる
だいたい
好きなタイプが
いないのさ
だけど
好きなスタイルだからおぼれさせて
やったのさ
酒をのませ
ねらってやったのさ
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《俺を殺したら
100円やるよ》
誰だって
安く済ませたいよね
人殺しも
電気代も
同じ次元なのさ
チラシを見比べて
安い方に
行くような
気軽な気分で
奥様な気分で
殺してほしいんだよ
100円でな
大丈夫!
捕まらないように
してやるよ
アフターケアは
バッチリだぜ
その時
俺は
この世にいないけど
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相手が
好きな人や
友達でも
許容範囲を越えたら
嫌いになるんだね
そんなのつまんない
何も知り合えないよ
それが
ひとつの事でも
許せなかった?
ぼくは不満がない
訳じゃないけど
君の
そんなところが
嫌いだよ
それは
一言の言葉だったり
癖だったり
悪質な
ユーモアだったり
生い立ちだったり
様々で
言わなきゃ
わからないし
疑問にも思うよ
君は本当に
ぼくのそばに
いたかったの?
それで
最後とばかりに
無視したり
音信不通になったり
フェイドアウトしたり自分のしている事に
疑問はないの?
ヒドイとは思わない?
これは
君の信用の問題だよ
ぼくは
君を待ってる
待ち続けてる
それでも
君はこの仕打ち
信用なんか
できないよね
君は
ワガママにやって来て勝手に
颯爽と
最後までワガママに
去っていった
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仔猫と一緒に寝た
ひざの上で
目を閉じた2号を
起こせなくて
動けないままで
正確には
俺は徹夜だった
それでいい
残量わずかの命
好きにするよ
充電もできないしね
この仔猫のことだけが心配だけれど
俺は後に残る人を
つくらなかったから
何も望めない
血のつながりも捨てて友達もつくらず
話相手もつくらず
強くあるために
追い込んだのは
俺自身なのだから
お前たちにできる
芸当とは思えないが
やめておけ
最後に
思い浮かべるのは
最愛だった義妹
そして
この仔猫
仔猫
仔猫
仔猫
・・・・
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視界に映る画面が
チャンネル制なら
見たいものだけを
観れるのに
俺の目をテレビに
してくれないか?
すべてが生放送で
ヤラセなんてない
スイッチを切って
真暗にしてもいい
目を開いたままで
暗いだけの方が
マシのような気が‥
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夏だね
海開きだね
太陽だね
珊瑚礁だね
ホラーだね
青い空が俺を
待ってない
紫外線が肌を
焼かないで
彼女がヤキモチを妬く目の前で行われる
水着展覧会
場末の番組のように
ポロリが
あるかと思って
期待に
胸をふくらませてた
俺の胸がふくらんでる訳じゃないけど
得点もつけたくて
俺は審査員
(色がワリーなぁ)
(もっとキワどいのに しろよ)
(ハラが出・・)
(顔が・・・)
(マナイタ?)
(・・・・・・・・) 安眠
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金がなくて 腹がへって 俺は病気だから 近所にいる ネコのエサを 横取りしてやった 飢餓で 我を忘れた 俺の迫力に ネコは逃げていった 人間も逃げていった ピンポンパンポ〜ン!放射能]の生存を お伝えいたします 灼熱のアスファルト その上で 寝転がって 目玉焼きになりたい
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口では キズつけているけれど態度でも ヒドいことをしているけれど オモテには 出さないけれど 心の中では 君を大事に思ってる 「意味ねーじゃん!」そんな男が発生中!
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東西のドイツを
ひとつにできるなら
すべての国を
ひとつにできるはず
国名なんて
いらねーや!
世界でいいじゃん
そして世界統一王者のベルトを
手にするのは
この放射能]だ!
まず金を廃止する
貧富の差の元だ
それが不平等を生み
争いをも生み
膿であふれかえる
考えたら
わかるではないか!
なぜ誰もしない?
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ありがとよ
立派な
人間になっちまった
俺の身体は
カップラーメンの
ニオイがする
ような気がする
才能は俺に
期待を止めさせて
鉄の氷柱に
貫かれたまま
孤独と恐怖と攻撃と
真っ逆さまに
冷めていったよ
つめたく
そびえてた
味方なんてないと
機嫌をそこねた
オコサマのように
氷の支柱に
貫かれたまま
孤独と畏怖と電撃と
お笑いだよ
不満だらけだよ
吉本の
芸人でいっぱいか?
お前ら俺に惨敗か?
そして俺は乾杯だ!