詩人:放射能] | [投票][編集] |
マジックミラーの
ように
僕に見えている
人や物は
僕が見えていない
のかもしれない
自動ドアが
開かなかったのは
そんなことかも
いつも一人でいる事に
慣れる訳はないんだ
何も感じなく
なってしまうだけさ
僕と他人だけだよ
この世は
もう何も見えない
同じ顔が並んでるよ
僕は宙に
浮いてるような気分で
遠くの空にうかんだ
死に見とれていたんだ
人前じゃ
笑う事ができないから
ここで
文章で
笑ってあげる
僕だけが助かりたくて
僕だけが
いい目をみたくて
特別扱いされたくて
死ぬのが
一度きりなら
生きるのも
一度きりなのに
こんな
生き方をしてしまった
今からでも
遅くはないなんて
言うけれど
死を選ぶような
教育をされて
(責任のがれ)
混乱してしまった
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ヒマつぶしに
死んでみようかな
無駄な
駄目な人生だった
数十年生きて
もう諦めちゃった
やる気なしモード全開
「僕の顔を映さないで
モザイクをいれて」
教室で嫌われて
職員室で怒られて
僕の居場所
なくなっちゃった
僕は僕で
考えて生きるよ
いつ死ぬかも
わからない
自分で考えて
死ぬかもね
そろそろ人生ゲームも
終わりかな
もう飽きた
筆記用具を
忘れた僕は
ひとりぼっちで
恋愛なんてと言っても
所詮ひとりごとで
いつでも
どこでも
いつまでも
教室はさみしい
いつもだから
死ぬまでか…
みんな同じ経験を
持っていてくれ
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廊下にある
非常ベルの
ボタンを見てたよ
何度も押そうとして
僕には今が
非常のような気がして
部屋の中で
ひとりで
かくれて
パンを食べてた記憶
誰にも理解されない
死をとげてみせる
それが望み
けどられてはならない
変わりはしないよ
誰も見ないことに
誰も必要としない事に
神かくしや
行方不明者のように
ある日こつぜんと
外を歩いていて
ふと見上げると
吸い上げられそうで
僕を抱きしめたよ
行進曲に後をおされて
くたくたで
痛みまで
伴ってきたのに
その存在
生というものを消せ!
すべての人が
苦しんで死ねるように
僕は
こんな気持ち
思い出すのは
小学校の校庭で
体育座りしてた自分
言葉もなく
ただ
そこにいるだけの
自分
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嘘つきばかりで
構成されているから
ろくな人間はいない
これは
試練ではなく
イジメだよ
「そんなことで
立派な犯罪者になれる
と思ってるのか?」
誰かが死んだら
誰かが気づく
でも気づくのは
いつも死んだあと
それじゃ
遅い!
『永遠の夏休み計画』
「子供に
子供が
子供を産ませて
平気なんだな」
みんなが敵になった
不必要な存在になった
みんなから嫌われた
過去も
現在も
そうだから
未来も
そうに違いない
もう生きていく事は
ないと思う
ちょっと手を伸ばせば
すぐ
死の領域に行けるよ
空を見上げて思うのは
平和の使者と呼ばれる
ハトになりたい
その一方で
公害を撒き散らして
嫌われる
ハトにもなりたい
そして
最後の最期に思うのは
僕は後者にしか
なれないという事で
それは
揺るがしようのない
事実と現実でした
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数学の先生よ
俺の人生を
因数分解してくれよ
二次方程式で
表してくれよ
そして
答えてくれよ
学校に来て
俺は
それが知りたかった
したいこと
するべきこと
先の見えないこと
何ひとつ
わからなかった
置いてきぼりの勉強
興味を持つのは
禁じられたことで
反抗するしか
なかったよ
解けない
純粋な疑問に俺は
凶悪化の一途をたどり
矛盾は矛盾で在り続け
その中でうまく
立ち回ろうとする
奴らに虫酸が走ったよ
こんなシステムの
世の中で
優等生になんて
マジメでいい子なんて
なりたくないよ
不良
おちこぼれ
それで上等さ
間違えることなく
生きてきたよ
信じ合えるものの中で
学校の先生よ
社会の先輩よ
俺の生きざまを
表彰してくれよ
人形じゃないぜ
言いなりじゃないぜ
俺向きじゃない
義務教育に
反抗したかった
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病院に行ったって
金をとられるだけ
治る治らないは
アレで決まる
まるで危険なように
薬をのんだら
身体が蝕まれる
副作用がある
できるだけのむまい
でも医者がすすめる
必要のない手術
必要のないクスリ
金儲けのための
人を
救いたいんじゃなくて
お金が欲しいんだね
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考えることを
やめてしまった
人達に捧ぐ
楽しいことをして
時間をなくして
何かしてなきゃ
おちつかない
みっともない人間に
なってることを
知っているか?
いや
お前達は最初から
考えることなんて
しなかったのか
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感動すら
おぼえなくなった
そんな
僕がイヤだった
こんな
性格がたまらなく
それで
死ぬことにした
ばかばかしいと
思われるかも
しれないが
人間は
ばかばかしいことを
さんざん
やらかしているよ
何のために?
何の必要があって?
自分すら
見失った僕の頭
僕は病んでいるんだ
誰のせいでもないよ
愛されなかった
僕のせいなんだ
狂ってしまった僕の‥
僕は死ななければ
いけないよ
バカは死ななきゃ
治らないように
そうしたら
きっと僕も
愛してもらえる
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恐竜は死んじゃった
ぼくは見たかった
あんなに大きいなんて
あんなのが今いたら
ぼく食べられちゃう
だけどマズイと思うよ
こんなに
ひねくれ者だから
恐竜はいなかった
ぼくが生まれたとき
それはむかしのこと
あんなのが今いたら
ぼく追われちゃう
足は遅いと思うよ
部屋の中
閉じ込められてたから
恐竜は死んじゃった
だけど生き残りが?
夢は化石じゃない
あんなのが実物で
ぼくとオニゴッコ
ぼくはウマイと思うよ
みんなから
かくれまくってたから