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放射能]の部屋  〜 投稿順表示 〜


[91] 震災の後で
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忘れられない
思い出は
重要なシーンとなって
日常に影を落とす
大きな揺れの中
失われキズついてく
衝撃と共に
何年もたって
いまだ夢を見る
できる事なら
機械のように
削除したい現実は
消火しきれぬ
火事となって
くすぶり続ける
衝撃と共に
目の前で
展開される出来事は
映画ではない
遊びでもない
ドッキリでもない
部屋に閉じこもって
言いようのない苦痛を
伝え切れぬまま
苦悩する
大地が揺れてるよ
だれか助けてよ
また死んじゃうよ
断末魔の
悲鳴が聞こえる

2003/07/04 (Fri)

[92] 悩める子犬達へ
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悩んだら
悩んだ分だけ
イヤな人間になる
よい見本がここに

2003/07/04 (Fri)

[93] 放射能]教
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実は
妄想ではなく
世界は俺を中心に
まわっている
それでいい
何かを決断する時には
それくらいの
気構えでよい

2003/07/04 (Fri)

[94] 悪魔な子♂♀
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そうなのさ
悪魔から生まれた子
あいつは不要な子
悪魔な子
誰からもおそれられる

不幸な存在
さすがのあいつでも
自分の誕生まで
操作できないさ

世間から
悪魔だと言われても
そんなこと気にしない
あいつらしい
誰彼とはなれていく

不幸な運命
さすがのあいつでも
自分の人生まで
操作できないさ

悪くない
悪魔から生まれた子
おぼえのない迫害も
外見も
笑っても不気味なだけ

不幸な生命
さすがのあいつでも
自分の身体まで
操作できないさ

2003/07/04 (Fri)

[95] ここが変だよ放射能]
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全うなものは
男と女に分かれる
ひとりひとりが
子孫を残す為だけに
歴史を見ると
存在しているのかと
思う
もしそうなら
たとえ俺でも
それを変える事は
できず
男も女も差別なく
殺しても
3種目は現れない

俺は薬に頼らない
風邪をひいても
治るまで待つ
アレは
俺の胃の中で溶け
俺の胃さえも溶かす
ような気がする

ちっちゃな破片の
雨が降っていた
光のいたずら
悪の手羽先
「・・・・・・・?」
「それは肉だよ!」

言葉が飛んでいった
メールとして
それを
見たいと思った
空中で
キャッチしたくて
睨んでみた
無駄な努力だったが
不可能だとわかった
勉強になった
放射能]は
レベルが上がった!
のか?

蚊に刺された
俺の血はウマイか?
そうか
ウマイか!
と部屋で一人で
やっている時
俺の頭は
おかしいと思った

2003/07/04 (Fri)

[96] もしも詩
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もしも
我儘が
許されるなら
君じゃなきゃイヤだよ

もしも
願いが
叶うなら
全部君のことで
終わってもいいよ

もしも
明日が
来ないなら
最期の瞬間まで
いたいのは君と

もしも
不幸が
訪れるなら
君にだけは
手を出さないと
約束して

もしも‥し‥‥
君が好きです‥

2003/07/05 (Sat)

[97] 仮定
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幼年から少年へ
訳もわからず
青年になって
それにあきたら
中年になって
そして
年はとりたくないと
老人になるのか・・
だけど次は?
蝶のように
姿が変わって
僕達は
その事実を知らない
だけなのかもね
身体のヌケガラを
置いていくために
見えなくなったと
いうだけだよ

所詮は人の身体を
借りているだけの事
いつかは
返さなければならない

2003/07/05 (Sat)

[98] おにごっこ
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ぼくと君は
オニゴッコ
君を
つかまえられないのは
特別な感情

寄り添っていけば
いくほど離れて
距離をおけばおくほど
もっと離れていく
君を永遠に
つかまえられない
君を
つかまえられないのは
複雑な心境

僕の手は
君に触りたいと思う
回り道をしてでも
一目逢いたいと願う
君に
タッチできないのは
まるで現実の予感

2003/07/05 (Sat)

[99] なげやりな世の中で
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あの子は
死んでしまった
飛行機が墜落して
でも
生き返る訳じゃないし
仕方ないよ

誰もが死ねばいい
みんな死ねばいい
なげやりな世の中で

救急車を
とめちゃった
単なる興味本位
たとえそれで
最悪の結果を招こうと
それが
寿命だったんだよ

誰もが死ねばいい
みんな死ねばいい
なげやりな世の中で
なげやりな世の中でね
なげやりな僕の中でね

2003/07/06 (Sun)

[100] メグリ
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道をたずねられて
答えたあの娘は
次の瞬間
あいつのよそ見運転に
はねられて
あいつは
後悔でいっぱいの
その日の夜に
通り魔に腹を刺されて
病院に運ばれる頃
包丁を持って
暴れてた彼は
正義の味方に
射殺されて
ピストルで人を
うち殺したヤツは
こわくて
彼女に電話して
会いにいく途中
エモノを狙って
うろついてた強盗に
襲われて
金を手に入れて
浮かれていた二人組は
遊び終えた時
娘を交通事故で
亡くした母親の話を
聞いて
涙をながしたのさ

人が人を
信用できないから
犯罪は犯罪で
なくならないから
誰もいらない

2003/07/06 (Sun)
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