詩人:放射能] | [投票][編集] |
かなしいから
泣くのだと
あなたは言われた
だがちがう
油断させるために
泣く奴もいて
満足させるために
泣く奴もいて
そういうフリが
うまい奴もいるのだ
感情 どこへ消えた?
私情 そこを動くな!
信用なんかできないよ
なぁ
誰も信じられないぜ
自己中心の
欲望を持って
はいまわってる
よだれ垂らして
金がもらえりゃ
何でもやっちまう
器用になったよ
あっさりと
だまされちまう
そういう被害者の
ひとりかもしれない
それとも
加害者のひとり
なのかもしれない
きずつけるのには
鈍感で
きずつけられるのには
敏感
信用なんか
もらえないよ
自分が不幸だとは
思わないけれど
こんな
世の中に生まれた僕は
不幸だったのかしら