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矢井 結緒の部屋


[53] 空色の鳥
詩人:矢井 結緒 [投票][編集]


青いルリビタキが
電池切れの飢餓の果てに
蚊細い声で鳴き続ける

自分の生さえ
まともに扱えないから
まるで唯一の
勝ち星みたいに
たった3万の1の
ありきたりの最期を
自ら選ぶ

大した傷も残せないまま
無かった事にするなんて
意味がないから
傷つきながら
傷つける事を
決して止めない

だって薬どころか
毒にもなれないなんて
無視出来ないワーム
以下の存在だから
青い鳥だって
食べてはくれないもん

2009/06/26 (Fri)

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