急に降り出した雨にきみが泣き濡れて溜息まじりに声をかけたけど安っぽい親切が恥ずかしくて俯いた透明で見え透いた心にぼくは戸惑って理由探して虹を見つけたけど頼りない未来が哀しくて黙り込んだ一緒には歩いていけないけど良かったら持っていってよ返さなくていいしばらくなら濡れなくてすむから
[前頁] [矢井 結緒の部屋] [次頁]