ゆらりゆらり揺れる
笹の葉に吊られた短冊の
願いは天まで届けば
ひとすじのながれ星
君は浴衣の袖を持ち上げ
川面にそっと手をかざす
水に触れた指先
やわらかなその仕草に
君への愛しさ溢れる
不安な気持ちもう抱かないで
やがてきっと来るそう信じた
あの頃をもう一度思い出して
想い育んだ願いはひとつ
ふたりの絆は永遠に
もう繰り返さない
過ぎ去った悲しみは
この川の流れに
天の川ふりそそぐ
空を見上げ
いつまでも君を守ってゆくこと
こころに決めた思いを
今あの空にゆだねる
2006/07/21 (Fri)