詩人:山鳩 | [投票][編集] |
いつの間にか会話がとぎれ
君は窓の外を見つめ
何か思いにふける
このまま何処までも遥か遠くへ
車を走らせ風を切る
月のひかりが車内に入り込む
君の横顔ほのかに照らされ
微かにささやく唇を探る
何気ない一言に傷つき
笑顔で隠したあの泪
もうこれ以上うそはつけない
ふたりだけの時間は永遠の物語
たぐいなき愛の証を
君のこころに刻もう
窓を開ければさわやかな風
君の髪がゆれる
聞こえてきそうな星空に
淡く伸びる彗星のしずく
きらきらと煌く葉山の灯り
星降る夜にはこのまま
夜明けまで駆け抜ける愛のdrive
やっと見つけた二人の夢は
もう失うこともない
不安な気持ちはこの瞬間に
あの星のチリと化してしまえば