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山鳩の部屋


[34] こころ淋しくなったら
詩人:山鳩 [投票][編集]

あたたかな愛が見つけられなくなったら

ためらいが目障りになってしまって

やさしいふりをしてしまう


あの頃のこと思い出して

そっと手を伸ばして

閉ざされたこころに触れてみたい


少女のようなほほえみを

もう一度

流した涙をこの指先で拭ってみたい

もう一度


愛をうちあけた若き日々に

君がくれたつよい翼で戻りたい

こころ淋しいこの秋に

また君に捧げる詩を書き始める

2007/09/22 (Sat)

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