詩人:山鳩 | [投票][編集] |
哀しみという少し重い荷物を抱えて
ひとりうつむきながら
失恋という階段を上れば
ちょうど踊り場で見えた
忘却という名の扉
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人を好きになること
人を思いやること
その行為は人間形成にとって
とても重要な要素になってくる
いくら頑張っても頑張っても
その想いが成就されず
哀しい結果に終わったとしても
その行為に費やされた精神は
決して失われていない
失われるどころか
相手の立場になって物事を考える力
思いやりのこころが増幅されてゆく
詩人・谷川俊太郎はこう言っている
失恋とは恋人を失うかもしれないが
決して恋を失うことではない
〜愛のパンセより
相手を思いやるこころ
やさしいこころをずっと持ち続けていたい