悠 なる記憶美 しい思い出子 羊の群れの雲この丘の上を流れる秋空を見上げその名を何度もつぶやくなよらかな風の旋律に君の空耳を聞くあんずいろの木洩れ日の中にあの日のまぼろしその名をつぶやけば僕のこころは浄化されてゆく僕のこころはようやく浄化されてゆく
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