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空中、それは狂おしいの部屋


[3] 夕方の話
詩人:空中、それは狂おしい [投票][編集]

君が歌ってる
夕食を作りながら
下手くそなその歌に
僕は思わず
声をあげて笑った

この世界全てが僕の幸せ
悲しみも苦しみも
つまっているけれど
いつもそばにある
全てが僕の幸せ
しいて言うなら
君が僕の幸せ

いつの間にか
転調した君の歌
時が流れることが幸せだと
僕は初めて思った
永遠なんて
いらないと思った

2008/04/12 (Sat)

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