詩人:優心 | [投票][編集] |
君と出会ったあの時
私は運命を感じたの
初めて話して交換した番号
その夜君のことで頭がいっぱいで
高鳴る胸抑え切れぬまま眠りについた
やっと運命の人に出会えたんだと
それからの毎日は輝いていたよ
君の些細な一言に傷つき泣いた日もあった
君からの小さな一言に嬉しさを覚え胸が高鳴ったりもした
毎日そんな風に流れていく中で
君はいつも私の真ん中に居ました
君という存在がなければ
私はもうここに居れなくなってたの…
いつか二人はひとつになれるものと信じ
疑うことはなかったのに…
きっとどこかに不安があったんだ…
不安に負けた私は
君を失うことを一瞬でも平気だと
そう思ってしまったから…
違う人と肩を並べて歩きながら
私の心は君を想ってた…
それに気付き全てを捨てた時には
もう遅かったんだね…
前のような優しい君ではなかった
受話器から聞こえる声は
まるで何かに冷めたかのように
冷たく痛いものだった…
出会った頃の様に
楽しく笑い合えることは
きっともうないんだね…
切なさだけが込み上げて…
今ある二人の間の壁は
まだ薄いものだと信じたい…
壊したいよ…
この消しようのない
君への愛で…