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綾の部屋


[57] こぼれる
詩人: [投票][編集]

忘れようとしても
忘れられないのは

素直な気持ちを
しまいこんだから

伝えたいことは
ずっと変わらないのに

季節がすぎるたび
余計に言えなくなる

雨がふりそうだとか
星がこぼれそうだとか

言い訳を見つけるのが
得意になっていました

君を呼んだら
ふり返るのに

涙が落ちそうで
空を見上げました

私のことを
好きになって
くれませんか

2008/11/20 (Thu)

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