ねえ
伝わらないの
この鼓動の音さえも

生きてる意味はどこにある？
そう問いかけてみても
答えをくれる人なんて何処にもいないね

ねえ
動かないの
この唇が

言えない本音が積もっては
溶けずに凍っていく

生きてるの？
あたし、存在しててもいいの？
Do you want me?
本当はいつも思ってる

誰が悲しみ
誰が喜ぶ？
私が命を刻み続けることで

埋もれたくないよ　本当は
いつだって誰かのそばにいたい

素直に言いたいよ　本当は
いつだって誰かに愛されていたいの

ねえ
伝わらないの？
この鼓動の動く意味さえも

ねえ
伝えたいよ
この鼓動が囁く命の意味

貴方の愛を知った唇は

今も貴方の温もり求めて震えてるよ

どんな高価なRingよりも
貴方から貰った
あの小さなRingが忘れられないよ

汚れた分だけ
泣き笑い
愛した想い出が
確かにあったんだよ

寂しいと呟いたら
静かに響いた悲しみの音色

ラストメロディー歌ったら
ぎこちない笑顔で
「ありがとう」

寂しい笑顔の裏側で光った想い出
涙で滲む

2人の心に響いた哀音
離した手が静かに泣いた

ダイズのように変わるのは日常か
それとも人の心か

浅き愛は転がり落ち
後にはキレイな戯言が

ダイズのように転がって
出た目に操られ
翻弄され
僕は僕を失う

最初のウソは
「愛してる」
軽はずみ故の綺麗事

キズを舐めあうだけの恋
心の中で決めてたはずだったのにね

最後の言葉は「愛してた」
ホンキで紡いだ真実の言葉

もう貴方宛てには届かない

貴方がガラス細工でできてればよかったのに。

そしたら
粉々に壊せたのにね。

真っ赤に染まった不死蝶は
何を見つめる？

鮮血の中
もがく貴方を見つめて笑う私を見る

真っ赤に染まった不死蝶は
何を見つめる？

鮮血の中
笑う私を見つめ、憎む貴方を見る

一歩通行の愛の儀式が終わった後の
貴方の残骸、愛おしいわ

一方通行の愛証を与えた後の
貴方の姿、真紅に染まってキレイだわ

返り血を浴びた不死蝶は
ヒラリ　ヒラリと舞っていく

後に残るは
歪んだ愛の世界

月の欠ける夜は切なくて
ポタリポタリ流るる日涙

その雫を拾い上げ
笑顔に変える存在は
この世でたった１人の愛しき人

ただ今はそばにいて
ぬくもり重ね合わせながら
ほかでもなく
貴方色に染まりたい

静寂な夜の叶わぬ夢物語

真っ白なバラは
貴方の鮮血で
キレイなキレイな真紅のバラへ

突き刺すトゲは心宛て
心に響いて　私の存在

やがて
貴方は冷たくなった

そんな貴方を胸に抱き
独り占めできる幸福感

　なのに何故？
近くに咲いた真っ白なバラは
私の涙で真っ黒に

　やむことのない永遠の雫