詩人:裕樹 | [投票][編集] |
白い息に凍り付いた道
僕の目覚まし散歩は
目を閉じれば子供の頃の通学路で
道端にたたずむ雪だるまはいつも僕の帰りを待っててくれた
ようやく目を覚ました太陽は昔の僕を知っていて
雪だるまの変わりに
僕を暖かく見守ってくれている
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
夢の中で見た夢は
遠く星に閉じ込められて
夜明けとともに
消えて行く
そしてまた僕は現実に戻らされた
月あかりの空に見た夢は
子供の頃から何も変わってなく
遠く手の届かない所で
今も輝いている
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
明日の天気は晴れ時々雨です
19:00少し前の天気予報
僕は照る照る坊主を逆さに吊るし
初めて手にしたナイフで
晴れ渡る空を切りつけた
明日の天気は晴れ時々雨です
泣きやまないお天気の神様と僕の憂鬱
明日こそ明後日こそホワイトクリスマス
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
サクラ散る度に芽吹く若葉に
僕の声を届けよう
皆の知らない
君の本当の美しさを知っていると
簡単さ
生きることを君は知っているから
君はいつでも美しいのさ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
羽を持つ天使に憧れて
最も神様に近い存在になりたくて
僕は今、不幸の中を彷徨っている
別に幸せになりたいわけじゃあないんだ
ただ、今の不幸から逃げだしたいだけで
信じてもいない神様の所へ羽を持つ天使に連れていって欲しいだけ
僕は不幸と幸せの境界線がわからなくなり
現実を見ることを忘れた
羽のない天使
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕にあるものは何もなく
世界は平等に回り続ける
ようやく大人になったと思ったら
サナギの頃の抜け殻に
すべてを忘れてきた
こんなはずじゃあなかったろう
僕の知っている大人は
縛り付ける人もなく
お酒もタバコもすえて
自由なはずだったのに
今じゃあ狭い箱に入れられたようで
窮屈すぎる
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
両手で包み込んだ
暖かい気持ちが
優しく溶けていく
僕を見守り続けてくれたそのぬくもり
いつだって忘れたことなんてないよ
僕があなたの所に持っていった花
いったい何個目で自分の最後を悟ったのかな
僕は
あなたのぬくもりが暖かかったから
両手で包み込んだ
暖かい気持が
優しく溶けていく
僕を見守り続けてくれたそのぬくもり
いつだって忘れたことなんてないよ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕の想いを包み
どうか
あの人の所まで届いて
ありがとうと親に
好きだよと恋人に
ごめんねと友達に
言葉で伝えるには恥ずかしすぎるから
この詩に想いをのせて
僕の気持ち伝えよう
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
僕はまだまだオタマジャクシ
あんなに変わると決心したのに
気がつけばまだまだオタマジャクシ
弱い心を見ぬふりして強がるのもいいけど
目の前の壁を乗り越えることもできない
負けず嫌いなのは人一倍のくせに
勝つための努力もできない
まわりは地に足のついた大人なのに
僕はまだまだオタマジャクシ
詩人:裕樹 | [投票][編集] |
叶わぬ恋だからあなたには近付かないの
きっと見つめられたら私、恥ずかしくて動けないから・・・
叶わぬ恋だと思っていたのに出会ってしまったの
そんなに見つめられたら私、緊張して動けないわ・・・
でもあなたは言ってくれたよね
私のこと好きだって
大好物だって
それから私たちは一緒になれたわね
永遠に・・・