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裕樹の部屋


[177] 7.涙星
詩人:裕樹 [投票][編集]

ダイヤは星が消えてから
毎日ずっと
泣いていた

鯉は自分も泣きたいのを我慢して
ダイヤの涙を悲しさと一緒に
吸い続けた


涙は長い月日をかけて
少しずつ
鯉とダイヤを行き来する過程で
大きくなり
磨かれた

そしてついに
涙は星となってダイヤから飛び出した

2009/03/06 (Fri)

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