悲しがるきみの隣であまりにも無力なぼく悲しがるきみと一緒に悲しがることはできるけど代わってあげることはできないきみがその小さい体でめいっぱいの悲しみを受け入れようとめいっぱい努力しているときそっと背中に手をあてることしかできないけれどそれでも、きっといないよりは、ましだったいないよりは、ましだった よね
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