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望月 ゆきの部屋


[205] 世界が深呼吸する日
詩人:望月 ゆき [投票][得票][編集]

生まれた途端
どこかに
光を落っことしてしまった

時はいつも
砂と右手を
空と左手をつなぎたがり
海を凍らせてばかりだ


生まれ変われない
ことも
やりなおせない
ことも
知ってる

彼方からの合図を待って
人生を仕切りなおし
しよう


世界が深呼吸する日

朝焼けと
夕焼けは
おんなじ顔をしていた



2004/05/22 (Sat)

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