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望月 ゆきの部屋


[220] 風来坊
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

今から
向かいます。


彼方からの発信を受けて
待ちきれずに
窓枠から
片目をのぞかせる

目の中に飛び込んできたのは
方向音痴の雨粒だけだった


そういえば
ここまでの道順を
説明しなかったな、
とか。


渋滞してなきゃいいけど。


温度計と
湿度計の
目盛りは たぶん


ぜんぶ わかってるんだ。

2004/06/08 (Tue)

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