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望月 ゆきの部屋


[261] 朝まだき
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

あなたは水玉のような言葉を発し
わたしをとてつもなく
自由にした

解き放たれてわたしは
見上げるべき空を見失い
夏の果て

なにもかも忘れないように
呼吸をとめて
なにもかも忘れないように
目を細める

マーブルのピロー
ラズベリーの波音
さよならペイズリー
そして、青信号の朝


窓はあけたままでいいでしょう

2004/08/05 (Thu)

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