人込みをかきわけて交差点の片隅でふと立ち止まる夜空を見上げて ため息ひとつ大きくそびえたつビルの森に囲まれたちっぽけなわたし何かをつかむように 両手を伸ばしてなぜか無性に唄いたくなった泣きたくなった会いたくなった
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