陽射しに透ける緑の葉っぱじんわりと肌にささるようなまとわりつくようなこの感覚今年も夏の気配が近づいてきたんだねちょっぴり胸が痛むなつかしい心の傷跡がこみあげるアスファルトの匂いと共に一瞬だけよみがえったもうすっかり癒えてるはずなのに思い出したって涙なんかでるはずないのになぜか照りつける太陽に切なくなる自分がいた夏の匂いって不思議
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