詩人:夢野咲道 | [投票][編集] |
昔のままの君と 変わってしまった僕が
君の知るはずもない 僕の街を二人歩いてた
街は雨だった 狭い一つの傘の中で
ふれあう手と手のぬくもりを 僕は感じてた
夢よ 時の流れを越えて
夢よ 自覚めた時よみがえるあの日
夜明け前の幻は 追いつく事の出来ない蜃気楼
Ah 夢よ
何かを言いかけて うつむいた君は
いつもの笑顔を失くし 僕の腕をそっと振りほどいた
夕暮れ時だった 雨に消えて行く君を
追い駆ける事も出来ずに 僕はもがいてた
夢よ 時の流れを止めて
夢よ 醒めても続く惑いの中で
何もかもが崩れ去った 砂の城みたいに消えて行く
Ah 夢よ