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弓胡桃の部屋


[10] 雨降り
詩人:弓胡桃 [投票][編集]

こんな醜く
卑怯で
小さな私
を忘れずにいてくれる
存在などいるのだろうか?

雨の中
帰る道道考えた
幻想は信じたくなくて
怪しいものは尽く潰してしまった

けれど確かに
傘を握って歩く
こんな私の所にも
雨は降ってくれていた

当たり前のように
私は忘れられていなかった

2003/08/11 (Mon)

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