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弓胡桃の部屋


[9] 夜の祈り
詩人:弓胡桃 [投票][編集]

私のいい加減な扱いにも負けず
自己主張も望まず
叫ばず
暴れず
そんな私の丈夫な体
に感謝します

私を応援し
重い犠牲を覚悟する
両親 祖父母
私を信じてくれている
友人 先生方のために

目立たずとも
誠実にやるべきことを果たします

たとえ心が弱くとも
いつだって私の心臓は力強く赤い豊かな血を送り
胃腸はどんなものでも消化してやろうと張り切り
生殖器は月に一度の贈りものを忘れないのだから

それを忘れず裏切らないよう
心も強くあらねば
と思うのです

2003/08/01 (Fri)

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