詩人:鵜沢美冬 | [投票][得票][編集] |
「私友達のためなら死ねるよ。」と、言っている奴に限って・・・
死ねる程の友情は、直冷める。
「私の親友はあなた一人でいいの。」と、言っている奴に限って・・・
相手にはそう思われてない。
「私、アドレス帳に100人登録してるよ。」と、言っている奴に限って・・・
その誰からも信頼されてはいない。
「ゴメン、今日風邪だから学校休む。」と嘘をつく奴に限って・・・
その次の日は「入院するから休む。」という。
「今度映画行こっか。」と、いかした友だちに誘われて喜ぶ奴に限って・・・
相手は仕方が無くあなたを誘っている。
「私〜と仲良いんだ。」と、いかした友だちの名を出す奴に限って・・・
相手には仲が良いと思われていない。
「明日遊ぼうね。」と言ったのに「ごめん風邪で。」とかいういい加減な理由で断る奴に限って・・・
元々あなたと遊ぶのを嫌がっていた。
「私、あなたとずっと友達でいたい。」って言う奴に限って・・・
あなたの立場を利用しようとしている。
そして、誰かに利用された事がある。
「早く席替えしたい。」と、同じ班の子に言う奴に限って・・・
昔は言われる側だった。
あなたはその人の中で辛うじて普通の存在だ。
そして、2番目に疎まれている。
「高校デビューしたい」と言う奴に限って・・・
奥ゆかしく計算ずくであるが・・・
成功しない。
心根で密に夢見 策を練らない奴の方が 成功する。
「〜可愛い。大好きっ!!」って友だちに言い回る奴に限って・・・
陰では悪口を鱈腹言っている。
そして、自分はもっと可愛いと思っている。
「〜が〜の悪口言っとったで。」と密告する奴に限って・・・
スリルを満喫している。
友人の仲を裂きたがっている。
そして「このままじゃあいけないと思った。」と、
極めて正統派的な弁論を繰り広げる。
「私〜が好きやねん。言ったらいじめるで。」と、
脅迫する奴に限って・・・
自分の立場に惚れ惚れし、その内ずり落ちる。
あなたを見下している。