詩人:満月 | [投票][編集] |
僕らはいつか
はるの景色とともに
あの場所に行こう。
ながれながされ
ただゆらゆらと
がらんとした部屋
愛の面影残して
しずかな気分。
くだらない話しで
てれる僕
たまたまかもしれない
まばゆいほどの時間。
ららら…
なつは近くなった。
いつもの僕ら。
詩人:満月 | [投票][編集] |
もう大丈夫だよ
我慢なんてしないでいいんだよ
安心していいんだよ
難しく考えなくていいんだよ
怯えることもないんだよ
一人ぼっちじゃないからね
詩人:満月 | [投票][編集] |
薄暗くなった繁華街の歩道橋
目の前を通り過ぎて行く人並み
路上パフォーマンスの歌が聞こえる
歌詞は上手く聞き取れない
きっと愛の歌を歌っていると思う
あの人のように…
詩人:満月 | [投票][編集] |
あなたと出会ったから
ただ好きだった音楽が、歌詞まで大切に聴けるようになった。
あなたと出会ったから
変わらない毎日も幸せなんだって、思えるようになった。
あなたと出会ったから
自分が足りないところも確認できたんだ。
あなたと出会ったから
この街にきてよかったと思えたんだ。
あなたと出会ったから
インドアな自分が変わってきたんだ。
あなたと出会ったから
あなたと出会えたから
感謝の気持ちと共に詩を残そう。
もう逢えないあなたへ。
夢が叶いますように…。
詩人:満月 | [投票][編集] |
唐突に目の前から道はなくなった。
来た道は覚えているのに…戻ることができない。
この場所には音もなく、冷たく暗い。
こんな場所にいつまでも居られない。
正気を保っていられない。
走り出そうと思った。
軽やかだった足は、その場から離れようとはしない。
声を張り上げるが…泡となって虚しく消えた…。
詩人:満月 | [投票][編集] |
小さな火のゆらめき
ぼーっと眺めて
思い返す…
幸せだった毎日があった。
特別なものなんか必要なかった。
歩く速度が同じだった。
ただ…向きが変わったんだ。
横向いたら居なかった。
振り返ると一人になっちゃった。
秘密の抜け道使ったんかな。
探さなきゃ
探さなきゃ
探さなきゃ
幸せだった毎日が…
こころのナカを締め付ける…
小さな火は読み取る様に揺らめく。
自分のからだをへらしつつ…
詩人:満月 | [投票][編集] |
見えない色
黒
僕は黒をのむ
黒を纏う
他色がざわめきたつと
黒をのむ
悟られまいと黒を重ねる
ココロに染み渡る黒
そして溶けて行く
僕の虹は黒にかきけされる
詩人:満月 | [投票][編集] |
寒い季節になった
周りは寒い!冷たい!ってさ…
暖かい場所にいるよりも
冷たい風が吹き抜けてゆく
ところが落ち着く…
冷たいはずなのに
寒いはずなのに…
冷えきった空気や風は
優しく包んでくれる
詩人:満月 | [投票][編集] |
寄り添うように
よっつの星はバランスを保って瞬いてる
綺麗だなぁ
自分を見守ってくれてる気がして
落ち着く
見てるのは僕の方だったとしても
そう思いたいんだ
ある日天気がとても悪くて
星は
よっつとも仲良く
かくれんぼ
僕はたくさんたくさん探したんだ
寄り添うように
瞬く
よっつの星
距離はあるけど
僕の心も
いつつ目の星となって瞬きたいよ
ズブ濡れだ
雨降ってたんだ
詩人:満月 | [投票][編集] |
些細なことで笑ったり
小さなことが譲れなくてケンカしたり
もう素直になんかなれそうにもないって気付いてたのに、必死に引っ張って
思い出が優しすぎたから
僕は僕を憎むんだ
僕は自分のことしか考えちゃいないのさ
失う不安
未来への不安
過去への振り返り
寂しさ
拭いきるには大き過ぎた
何がいいたいかって?
羅列もめちゃくちゃだから
僕にも分からない
伝わるはずないさ
中身がないんだから
乾電池のない時計
針はあのまま止まってる
音もなく止まってる
笑い声…思い出しながら
土にかえるかな
寒いし
ひとりはやだよ
もういやだ