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満月の部屋


[28] 死んだ魚のような目
詩人:満月 [投票][編集]



二十歳くらいのころ


都会の地下鉄で


死んだ魚のような目をして通勤してる人達を見て

こうはなりたくないと
思ってた



そんな表情で毎日を死ぬまで送るだなんて…
本当にそれでいいのかと、思ってた


やりたいことあったんじゃ無いのか?

目標や夢なんか捨てちゃったの?

蔑むような感情でしか、あなた方を見れなかった




僕は守るものがなかったから

自分の事しか考えられなかったから


そう見えてたのかも


守るものがある今は


やりたくも無い仕事や時間を耐えて

毎日を送っている人達を思い出す



幸せを守る為に


そして

名も知らない人達に






ありがとうを思うよ






2008/08/24 (Sun)

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