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満月の部屋


[36] そしてきえた
詩人:満月 [投票][編集]



小さな火のゆらめき




ぼーっと眺めて

思い返す…




幸せだった毎日があった。


特別なものなんか必要なかった。


歩く速度が同じだった。




ただ…向きが変わったんだ。



横向いたら居なかった。




振り返ると一人になっちゃった。


秘密の抜け道使ったんかな。




探さなきゃ

探さなきゃ

探さなきゃ




幸せだった毎日が…


こころのナカを締め付ける…






小さな火は読み取る様に揺らめく。




自分のからだをへらしつつ…



2008/11/06 (Thu)

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