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ふぉれすとの部屋


[35] 雨上がりの午後
詩人:ふぉれすと [投票][得票][編集]

大空から滴る一滴の光が

僕の湖面に波を描いた

そっと囁いたそよ風も

今の僕には十分な強風さ

いつまでもここにいたい

そう願ってみるけれど

太陽の神様が僕を引き裂き

放浪の旅へと連れ出していく

そう僕は旅人

何もためらうことはない

そう僕は水滴

ただの道端の水たまり

2006/02/03 (Fri)

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