詩人:ふぉれすと | [投票][編集] |
あの時から一度も変わらなかった僕の心を
君が何もかも変えてしまったんだね
もう何にも本気にならないって決めたのに
自分が今馬鹿になってるって解ってるんだ
それでももう少しだけこのままの僕でいるよ
せめて君が導き出す答えを聞くまでは
もし少しだけ未来が覗けるとしたら
君は僕がいったい何を見ると思う?
きっとすぐに当てられてしまうんだろうな
君のせいで馬鹿になってしまったから
不釣合いだなんて前から思っていたさ
君は何でもこなす優等生で僕は異端児
結局何もかも上手くできない人間なんだ
君の相手としては僕はボロボロ過ぎるかな
それとも僕はそんなに汚れて見えるかい?
どちらにせよ僕は僕以上でも以下でもないさ
もし少しだけ過去を変えられるとしたら
君は僕がいったい何を変えると思う?
きっと絶対当てられないだろうな
君は僕の事をあまりにも知らな過ぎるから
真っ直ぐな気持ちを君に伝えてみても
君の返事はいつも曖昧な変化球なんだ
流石に僕も投げ疲れてしまったみたい
僕は君をただ純粋に好きなだけなのに
それを君は難しく考え過ぎているんだ
でもそれが君が君である所以なのかもね
もし少しだけ今を願うままにできるとしたら
君は僕がいったい何を願うと思う?
きっと君は答えずに何処かへ行ってしまうさ
『馬鹿じゃないの?』と一言言い残して