詩人:ふぉれすと | [投票][編集] |
もうすぐあれから半年になるけれど
未だに眠れない夜が時折訪れるんだ
明け方に最後の煙草を灰皿に落として
一人『馬鹿だよな、俺』と呟いてる
叶わないって解っていたはずなのに
まるで自分が二人いるみたいで
駆け出した自分を止められなかった
でも後悔なんてしてないよ
あの頃の君への気持ちに嘘は無いから
一日一日と時間が経つにつれて
少しずつ過去を直視できるようになる
でもその代わりに君との思い出が
さらに重たくなって心の底に沈んでく
伝わらないって解ってたはずなのに
他のコトなんてどうでもよくなって
結局自分を見失ってしまったんだ
でも後悔なんてしてないよ
あの時の君への想いに嘘は無いから
忙殺される日々の流れの中で
完全に忘れていられる日もあるけれど
未だ昔と変わらぬ習慣の中に
ふっと君の記憶が蘇って来るんだ
本気はダメだと解ってたはずなのに
止まらない想いを胸に抱いて
また同じコトを繰り返してしまった
でも後悔なんてしてないよ
側にいさせてくれてありがとう
後悔なんて、していない