詩人:優花 | [投票][編集] |
君につり合う
私になりたくて
何か
君にできないことを
始めようと思う
君ができることに
あとから着いていくのも
共通の話ができて
楽しくて
いいけれど
君ができないことに
挑戦したら
それは新しいことで
何か君にあげられるものが
あるかもしれないよね
君につり合う
私になりたいから
ちゃんと
私は魅力的な人になる
努力をしようと思う
これが
私が決めた
君の横を歩くための資格
君を支えるための資格
君といるための資格
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あなたの言葉に
一喜一憂する私は
あなたのことが
好きということに
なるのでしょうか
それは違うと
私は思っているのです
私はそう思いたいのです
報われない
想いに
気づきはじめているから
気づかないように
見えてきているから
見えないように
私は 心に
目隠しをする
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好き
あなたが好き
あなたの笑う顔が好き
あなたの笑う声が好き
あなたの考えている顔が好き
あなたの考えた後の声が好き
好き
あなたの後ろが好き
あなたの振り返る時が好き
あなたの横顔が好き
あなたの手が好き
好き
あなたが好き
あなたが好き
どうしても
あなたが好き
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君は今頃
いい夢を見ているだろうか
見ていてほしい
幸せでいてほしい
寝ている時に
そんな願いを捧げても
意味分かんないよね
でも
今夜だけは
ほっと ゆっくり
休んでいてほしい
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あなたの力になってみせる
だなんて
そんな大層なことは
言えないけれど
あなたが倒れてしまった時
支えられないのが
怖いからと
知らない振りして
避けたりはしないと
約束する
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あなたのことが
気になってた
あなたへの想いが強くなって
たくさん詩にした
あなたに気に入られたくて
書いた詩も あるよ
きっと
あなたは
気づいていなかっただろうけど
あなたへの想いは
もうないのに
あなたに向けて書くこの詩に
意味はあるだろうか
そんなことを考えながらも
過去の詩を読み直して
懐かしくなって
ふと あの頃の私に気づいてほしくなって
私はこんな詩を ここに残してみる
きっと これが
あなたを想って書く
最後の詩
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この
先の見えない世界を
笑い飛ばしてやろう
10年後が見えない
5年後が見えない
1年後が見えない
半年後が見えない
明日が見えない
そんな世の中だから笑おう
笑ってやろう
明日すら見えない
1時間後ですら見えない
いいじゃないか
未知の世界に足を踏み入れるのは
怖いんじゃない
面白いんだ
一歩踏み出した先が崖なら
必死に残っている片足で這い上がって
新しい道を行こう
一度の失敗なんて
何てことない
十回だって
百回だって
千回だって
笑い飛ばして
明日へ
あなたなら
大丈夫
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目が合えば
それで良かった
一瞬でも
私の存在を確認してくれたのなら
それで十分だった
あなたの瞳に映れた三日間
それは 忘れはしない
私の宝物
心の中に残る
あなたの面影は
私の望み
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ビルの下
寒い風の吹く中
たくさんの人が通り過ぎる
私はベンチに腰掛けて
ノートを取り出す
凍りそうな手
誰も立ち止まらない
冷たい街
私はペンを持ち
言葉を繋ぐ
あなたへの感謝の気持ち
それから
あなたへの問い
ノートをちぎり
封筒に入れ
小さいシールを真ん中に張り
あなたの名前を表に
私の名前を裏に書いた
そこで気付いた
切手を忘れたこと
今すぐにでも届けたい想いを
鞄に押し込んだ
冷え切った身体
あきらめて駅に向かう
この寒い夕暮れに あなたは何を思っていますか?
今すぐにでも答えてほしい問いは
私の鞄の中
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詩とは関係のないことですが、
「詩とメルヘン」が「詩とファンタジー」として戻って、
二冊目の刊行となりました。
ずっと続きますように、と願います。
良ければ一度、大きな本屋さんに立ち寄ってみて下さい。
少し、宣伝でした。すみません。。