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魅那の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 追憶
詩人:魅那 [投票][編集]

父ちゃん?
虫の息の父に
呼びかける…




私の声に
反応する父

頭を上げて
何か言おうとしてるそして父の目から
涙が流れた


今にも途絶えそうな 息…

私の声は
解るのね…

父ちゃん
痩せて
小さくなった
そんな父を見ながら

楽になって欲しい と言う思い

死なないで
欲しい
頑張って欲しいと
言う思いが
脳裏を
交差する


差し伸べた手の
暖かさに

涙か溢れた。
お父ちゃん…

危篤になって
5日後
眠る様に
天国へ


良く頑張ったね
お疲れ様。

父の
亡骸に
顔を埋めて泣いた


不思議ね

もう居ないけど

いつも
父を感じる。
優しい気持ちに
なるの…


そして
いつも
想い浮かぶのは


大きな父と

幼き私



2008/09/14 (Sun)

[2] 夏の終わりに
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離れていても
心は

いつも繋がっていた …
父と娘の絆…

夏の始まりに
身体を壊して

夏の終わりに
旅立った


『幸せになれ』

父と交わした
最期の言葉。。

命の儚さ

そして悲しみ

その痛みを
解り逢える

家族が側に居るから
私は
生きていける…

何よりも

あたしが
幸せで居ること


それが
父の願いだから

外は雨
淋しい…

夏の終わりに
あなたの言葉が

木霊する …


2008/09/15 (Mon)

[3] 喧嘩の後の…
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良いか?
ように聞けよ

何回も言わんぞ

俺は

お前を
愛してる


何て
喧嘩する度
君は
言う…


それ
反則だよ…


いつの間にやら

笑ってる

うぅ〜
ムカつくけど


私の
愛しい人
悔しい…

喧嘩の後の
殺し文句

ところで

原因なんだっけ?



2008/09/15 (Mon)

[4] 父と娘
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雨音が
涙を誘う

雨音が
優しい

目を瞑り
想い浮かぶ

幼き頃の私と
優しかった
父の姿


大きくなったら
パパと結婚する
何て…
父を困らせた
幼き頃の私

親だから
憎んだ事も
親だから
許し逢える事も
沢山あった
沢山の
想い出の中で

今更ながら

父の愛情を感じる


娘は
ファザコン?


なんて考えながら
思わず
吹き出したりして…
豪快に笑う
父の笑顔

きっと
今の私を見ながら

笑ってる

お前らしく
生きろよってネ…



2008/09/16 (Tue)

[5] 捨て猫
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君が
手のひらに
小さな
子猫を
乗せて
私に
言った…

飼っても良い?
なんて…
思わず
苦笑した
まるで
小さな子供が
母親に
訪ねるみたいに

私に
聞くんだもの…

嫌とは
言えない
私…

一つだけ
困った

私猫アレルギー
何だよね…


でも
いいっかぁ

猫を
見つめる

君の目が


あまりにも
優しいから…





2008/09/25 (Thu)

[6] 秋風
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秋風吹いた
今日この頃

秋の始まり
君との
出逢いを思い出す

いつしか
想いが
思いに変わってる


愛の形
2人それぞれ
違うけど

君と
出逢って
三度目の秋


胸を張って言える

幸せだよ…


2008/09/27 (Sat)

[7] 色褪せた君
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外は


遠い記憶を
思い出す。

色褪せて
モノクロの君

優しい言葉を
いっぱいもらった

心に
沢山光をくれた
だから
心から
愛したんだ…


生きる勇気と
翼をくれた君


あたしは今

確かに
今を
生きてる


雨の日に
君の腕の中で
泣いた

辛くて
悲しくて
泣いた

あの時の
君の優しい手が
無ければ


私は
傷だらけの
ただの飛べない鳥


雨の日は
遠い記憶
想い出す


雨に濡れて

泣いたあの日を

そして
色褪せた

君の
優しい笑顔


2008/10/05 (Sun)

[8] 迷子
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ずっと愛するって
言ったよね?

ずっと側にいるって約束したよね?

迷子になって
また引き戻されて
何だか
その繰り返し…

寂しがり屋なんだよ君もアタシも…

一人は寂しいから
一人じゃ
壊れてしまうから

2人
傷を舐めあって
肩を寄せ合い
温もり感じてる…


それも
愛の形


少し

心が

寂しいって

泣いてる…


迷子になってる


君の
温もり
探して…



2008/10/07 (Tue)

[9] 
詩人:魅那 [投票][編集]


寂しい夜ゎ
隣に
ふわふわの毛
何時も
手を伸ばせば
貴女は
そこにいる

じゃれて
爪をたてるの

そんな
貴女に
癒される。

知らぬ間に
朝が来て

彼が言うの…

オイ!華 …

また
パパのママを
取ったなってね…


貴女は
可愛い

私の
子猫ちゃん



2008/10/07 (Tue)

[10] 
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時折見せる
淋し気な顔
それも
いつしか
見えなくなる

幸せの裏に
隠された
悲しみ


一つ
一つ
乗り越えて

ふと
振り返る時
足元
掬われて

堕ちる気持ちを
抑え

我が道を行く…



2008/10/09 (Thu)
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