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魅那の部屋


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詩人:魅那 [投票][得票][編集]


もう
五年と言う月日

出逢いの春
別れの春

桜が
舞い散るのは
綺麗だけど
あの時のふたりは

淋しくて
悲しかった

幾つもの
月日を
重ねても

あの日の
想い出は消えなくて

毎年くる
春に

舞い散る桜の季節には

何時も浮かぶ
君の顔

優しい声
優しい手
繊細で壊れてしまいそうだった。
アナタの心

時は人をかえて
あなたゎ
人の親になった
そして
一生あなたを守る
そう言ったアナタの
大切な人


今だから
言える

幸せでいてほしいと

桜舞い散る
季節

ヒラヒラ
舞い落ちる


さくら



2011/03/21 (Mon)

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