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在音の部屋


[24] 紅い家
詩人:在音 [投票][編集]

主は眠らず額に理想を掲げ
計略の言葉は巨大な椅子となる

息を止めて時間を浮かべる姿は
まるで狂気の中の正義

最後の時計はカンコウの果てに沈み
平伏した紅い家と足のない影

鳥は水を知らず 光は夜に犯されて
やがて妄想の中の殺意

2004/12/24 (Fri)

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