白い月(クラゲ)が凍る空気の雫が光るほどに誰も近寄れない夜刻まれていく時間の音さえも雪が空気に触れる音も僕に流れる血の音さえも記憶がかすみそうになる夜吐き出すのを拒むかのように思いを喉元に留まらせる海岸が浸食していくように零れた血が布に吸い取られていくようにとても静かな 朝になるまでの時間
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